- エッチ中に挿入してから1分で射精してしまった
- 風俗で80分コースを頼んだのに、開始3分でイッて気まずかった(もったいない)
- AVを見てオナニーするといつも5分以内にイッてしまう
- フェラと手コキだけで射精してしまった
- 「イキそう」といったら「もう⁉︎」と聞き返された
こんな経験、ありますよね。私も早漏(そうろう)の時は同じ悩みを持っていました。
早く射精しちゃうことを早漏と言うけれども、じゃあ何分からが早漏なの?射精までの時間を長くすることはできないの?
この記事では、そんな早漏の時間に関する真剣なお悩みにお答えします。
読み終えた頃には、射精までのベストな時間と、それを目指すためにやるべき改善方法が理解できるはずです。
目次
早漏は何分から?
医学的には1分以内が早漏
自分で射精をコントロールできず、すぐに射精してしまう状態のことを早漏と呼びます。昔は何分からが早漏なのかは諸説あり、時間はまちまちでした。
現在では、米国泌尿器科学会(AUA)が2008年に発表した、「射精がいつも挿入前もしくは挿入してから1分以内に起きる」状態が早漏とされています。
医学的には挿入時間が1分以下だと早漏ということですね。思ったよりも短いですね。
参照:Condition: Premature Ejaculation | ISSM
An evidence-based definition of lifelong premature ejaculation(McMahon CG , et al.)
1分以上でも時間に満足できてなければ早漏

挿入時間が1分以上であれば、医学的には早漏ではありません。ですが、1分だけで満足できる人がどれくらいいるのでしょうか?
実際には1分では満足できず、射精までの時間をもっと長くしたい!セックスを長く楽しみたい!という人が多いと思います。
本当はもっと長い時間セックスを楽しみたいのに、心とは裏腹に射精してしまう。そのような状態も、広い意味で早漏と言えます。つまり、自分や相手が満足いく挿入時間に伸ばすことが、早漏を克服することに繋がります。
では、射精まで何分に伸ばせば良いでしょうか?
次からは、何分程度がセックスに満足できる挿入時間なのか、見ていきます。
理想の挿入時間
女性へのアンケートによる挿入時間の調査
調査1:挿入時間は10分が良いと答えた女性が48%
泌尿器外科誌によれば、女性5,665名に調査したところ、挿入時間は10分が良いと答えた女性が48%、もっと長い時間がよいのが39%、もっと短い時間がよいと答えたのが14%でした。
参照:女性を対象とした「よりよい性生活」に関する意識調査(長尾光一ら)
調査2:希望する挿入時間の平均は15.7分
sabra誌が女性パートナーが希望する膣内射精潜時(膣内に挿入している時間)の結果は、平均15.7分でした。
- 平均:15.7分
- 3分以内希望:3%
- 30分以上希望:14%
参照:小学館「sabra」誌アンケート: 日本人女性1,000人、平均24.7歳
女性が理想とする挿入時間は10~15分
個人差があるので、パートナーの女性に聞いてみるのがベストですが、なかなか聞きづらいですよね。
アンケート調査から結論づけると、挿入時間が10分~15分であれば、大体の女性が満足できる挿入時間だと考えて良いでしょう。
それよりもずっと短い3分以下だと早漏、20分を超えてくると遅漏と思われる可能性が高いです。
目指すべき挿入時間は15分

短すぎる早漏の場合は、女性が満足できないことが多くなります。逆に、長時間射精せずに挿入したままの遅漏の状態ですと、女性にとって痛かったり辛く感じたりします。
充分気持ち良くなり、女性も男性も絶頂感(オーガズム)を迎えられる挿入時間が、15分です。まずは15分を目標に、射精までの時間を伸ばせるようにしていきましょう。
自分や相手が射精までの時間に満足できていなければ早漏、だと思って改善するように努力していきましょう。
そうすることで、長い時間エッチを楽しめるようになってきます。
早漏の改善方法 – 射精までの時間を伸ばす
射精までの時間を伸ばす方法をご紹介します。これで早漏を改善していってください。
分厚いコンドームを使う
最近では0.01mm等の極薄コンドームが流行りですが、ペニスへの刺激がほぼ生と同じくらい伝わってしまうので、早漏の方にとっては刺激が強すぎてすぐにイッてしまいます。
なるべく分厚いコンドームを使い、刺激をおさえましょう。
0.1mmくらいある分厚いものも出ていて、ドン・キホーテやAmazonで購入できます。
私がいろんな厚めのコンドームを使ってきた中で、最も射精を長くするのに効果的だったのは、「SUPER GOKU-ATSU」です。1,000円以下で購入できて、オススメです。
リドスプレーを使う
リドスプレーはセックスの20~30分前にペニスに噴射することで、ペニスの刺激を感じにくくするスプレーです。
「リドカイン」と呼ばれる局所麻酔成分が配合されおり、ペニスの間隔を鈍らせ、刺激を感じにくくすることで、射精までの時間を長くします。
Amazonなどで購入できます。
トノスを使う
トノスは早漏改善のために開発された軟膏です。
局所麻酔成分を配合していることで、ペニスへの刺激も抑えることができ、射精遅延効果が期待できます。さらに、男性ホルモン(テストステロン)を補うことができ、勃起力の改善も期待できます。
少しお値段が張りますが、1本で10回程度利用できます。
セマンズ法(スタート&ストップ法)で鍛える
セマンズ法はスタート&ストップ法とも呼ばれ、かなり昔の1970年から用いられている方法です。
ペニスを刺激して射精しそうになったら止めて我慢し、また刺激してを繰り返します。
セマンズ法の詳しいやり方
- 手でペニスを刺激します(手コキ)
- 射精しそうになったら手を止めてもらい射精を我慢します
- 射精感が収まったら、また手で刺激をしてもらいます
- 1~3を5回繰り返したら最後に射精する
自分でオナニーをして刺激しても良いですし、パートナーに協力してもらったほうがより効果があります。その場合は、手で慣れてきたら口(フェラチオ)、口が慣れてきたら膣(挿入)、と段階を移していくと良いです。
早漏改善薬を試してみる
早漏改善のために、薬も開発されています。性行為の30分前に服用します。
不足すると早漏の原因となるセロトニンの分泌を促したり、勃起力を改善することにより、射精までの時間を長くします。
クリニックでも処方してくれますが、行くのが恥ずかしい・行く時間がない人は、オンラインでも購入できますので、購入してみるのが良いでしょう。
その他の早漏改善方法も詳しく知りたい方は、こちらの記事も見てみてください。
まとめ
目標とする挿入から射精までの時間は15分です。
15分以上にできれば、早漏と言われることもなくなりますし、自分も相手も満足するセックスライフが送れます。
今早漏の皆さんは、早漏への改善方法を試して、射精までの時間を伸ばしていってくださいね。